Config tool Guide
概要
このドキュメントは、Configツールの詳細な使用方法を提供します。
Configツールのサポートリストとダウンロード
Wiznet Configurationツールは、ネットワーク上の製品を検索、設定変更、ファームウェアアップロードなどを可能にする設定ツールです。
Configurationツールは、Github上で「WIZnet-S2E-Tool-GUI」という名前で公開されています。このツールはWIZnetのGithubページで利用可能で、リポジトリのリリースページから最新バージョンの実行ファイルをダウンロードできます。
Pythonをベースに構築されており、任意のOSで動作します。
- Githubリポジトリ: WIZnet-S2E-Tool-GUI Githubリポジトリ
- 最新バージョンのダウンロード: WIZnet-S2E-Tool-GUI Githubリポジトリ: リリース
Configurationツールのレイアウト
プログラムをインストールして実行すると、以下の起動画面が表示されます。
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図: Configurationツールのレイアウト |
設定プログラムは、上記の画像のように機能ごとに分かれています。
① 上部アイコンメニュー
- Configurationツールの上部に位置し、製品の検索、ファームウェアのアップロード、再起動、初期化などが可能です。
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図: アイコンメニュー |
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1) デバイス検索
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同じネットワーク上の接続デバイスを検索します。
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UDPブロードキャスト(ネットワーク内のモジュールを検索、複数のモジュール製品を検索可能)およびTCPユニキャスト(単一のモジュールを検索)で検索できます。
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ネットワークを使用したデバイス検索ではTCP/UDPポート50001を使用します。ファイアウォールやウイルス対策ソフトがそのポートをブロックしている場合、デバイス検索が失敗する可能性があります。
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このような場合、ファイアウォールやウイルス対策ソフトを無効にしてからテストすることをお勧めします。
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複数のネットワークアダプタを使用している場合、ネットワークインターフェイスのメトリック優先度によりパケット転送が失敗することがあります。
OS設定で使用しているネットワークアダプタ以外をすべて無効にし、再度テストしてください。
VMwareやVirtual Boxなどの仮想マシン(VM)を使用している場合、VMのネットワーク用に作成された「仮想イーサネットアダプタ」によってこの状況が引き起こされる可能性があります。
VMwareやVirtual Boxなどの仮想マシンを無効にするか、TCPユニキャストで検索してください。 -
2) 設定適用
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変更した設定を保存し、デバイスに適用します。
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設定変更が成功すると、Configurationツールに反映されます。
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操作完了後、製品は自動的に再起動します。
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3) ファームウェアアップロード