Make New W6300-EVB-PICO2 Projects using VS Code
このページでは、VS Codeを使ってW6300-EVB-PICO2用プロジェクトを作成する方法を紹介します。
1. ファイルのインストール
- 必要なプログラム一覧(ダウンロードリンク)
- ARM GCC Compilerのインストール
PATHを設定します。"C:\Program Files (x86)..."ディレクトリへのインストールを推奨します。このPATHは後述のVS Code環境設定で必要となるため、必ず覚えておいてください。PATHの設定が完了したら「Install」を押します。

下のチェックボックスを画像と同じように選択し、「Finish」を押してください。

- CMakeのインストール
ご利用の環境に合ったファイルをダウンロードしてください。

"Add CMake to the system PATH for all users"を選択し、「Next」をクリックしてください。

- Gitのインストール

- Pythonのインストール
インストーラーを実行します。最初の画面で「Install launcher for all users (recommended)」が選択されていることを確認し、「Add Python to PATH」にチェックを入れてください。

- Visual Studio Communityのインストール
Visual Studio 2022の"Free download"をクリックし、Communityのインストールファイルをダウンロードしてください。すでにVisual Studio 2022をお持ちの場合は再インストールの必要はありません。

"Desktop development with C++"ワークロードを選択し、「Install」ボタンをクリックしてください。

- VS Codeのインストール
ダウンロードPATHを確認し、「Next」を押してください。

下の画像のようにチェックボックスを選択し、「Next」を押してください。

ダウンロードが完了するまでお待ちください。

「Finish」を押してインストールを完了してください。

- WIZnet Picoプロジェクトのインストール**
まず、下記のGitHubリンクからWIZnet-PICO-Cライブラリをインストールしてください。 また、「PICO-SDK PATH」を必ず覚えておいてください。

- Environment Variablesの更新**
Windowsの検索バーで「View advanced system settings」と入力し、クリックしてください。

「システムのプロパティ」画面で下部の「Environment Variables...」をクリックします。

「xxxのユーザーEnvironment Variables」カテゴリの「Path」を選択し、「編集...」を押してください。

「新規」ボタンでtoolchainディレクトリとPICO-SDKを追加し、「OK」を押します。

変数を追加した場合は、PCまたはノートパソコンを再起動してください。

2. VS Code拡張機能のインストール
「Developer Command Prompt for VS 2022」でVS Codeを実行するには、code
commandを呼び出す必要があります。下記のようにWindowsの検索バーで「Developer Command Prompt for VS 2022」を実行してください。

「code」コマンドを入力してVS Codeを起動します。

拡張機能の検索バーで、下記画像の3つの拡張機能を検索しインストールしてください。

CMake Toolsでは、"歯車アイコン(設定) -> Extension Settings"に移動します。

「CMake: Generator」欄に「NMake Makefiles」と入力します。"NMake Makefiles"の大文字・小文字を正しく入力しているか確認してください。
CMake: Generator |
---|
NMake Makefiles |

3. VS Codeでプロジェクトをビルドする
F1キーを押してから、"CMake: Select a Kit"をクリックしてください。

キットの設定には、"GCC 10.x.x arm-none-eabi" を選択してください。

下部の "Build" ボタンをクリックするか、F7キーを押してビルドプロセスを開始します。
ビルドが成功すると、VS CodeのProblemsタブに以下のログが表示されます。

4. WIZnet PICOプログラムを使おう!
ビルドディレクトリにあるUF2ファイルをPICOストレージにアップロードして使用します!
